「ぐっ……ん、あ、ひぃっ、」
がたがたと俺のしたで机が音を立てる。俺もろともこの机も壊れるんじゃないだろうかなんて、どこか、冷静になっている自分も確かにいる。
峨王は尚も奥へと腰をすすめる。片足をあげられて無理にねじこまれたそこは俺からも丸見え。グロッキー!
痛みとかそんな次元とっくに超えたっちゅう話だよ。本当に、この獣はケダモノ。
「だらしないぞ、マルコ」
峨王の顔が近づいてきて、顎から唇にかけてを舐めあげられた。

はやくはやくはやく、
ああもうそんなこといいから、

視線の先の峨王が淫乱だなと笑った気がした。
(あ、……――――!)



堕ちていく

その先に"底"などありはしないのに
俺たちはまた身を投げる



ショートっていうかメモ。 峨円の方向性決めかねている。
(2010 01 04 jo)